とある日の昼…!
「ふむ、武器を購入してドレア代がないな。折角武器マスターとしてのドレアをしようと思ったが…」
ガチャ…
「む…なんだあの男は」
美容室の前に一人の男が…!
「おい、お前何で裸で街中にいる?」
「うおーん。とある女に騙されて…結婚までする約束だったのに金を全て持ち逃げされた上に身ぐるみさえ剥がされ」
「なるほどなるほど…だが、盾はいいもん持っているんだな」
「この盾だけは守り通しました!」
クンクン…
武器マスターキクラゲ
盾の匂いをかぐ…!
「賭けになるが…ついてこい」
説明しよう!
武器マスターキクラゲは武器や盾の匂いをかぐ事により
製作者や錬金者の場所がわかるのだ!
男の持っていた盾から女の居場所を割り出す!
「あいつから金を搾り取ったし。あいつからプレゼントされたこの花束…!やっぱり可愛いって罪よねえ」
「いい御身分だな。そして正解だったな」
キクラゲ、場所を特定する
賭けではあったがあの盾は女が制作したものらしい
「ちょっと何よあんた達!」
「ねえ…僕を騙してたんだね」
「酷いことするな、あんた…!粛清してやろ」
「上等じゃない!私も冒険者なのよ?甘く見ないでよね」
意外にもあっさりと決闘を受けるエルコだったが…
エルコから驚きの提案が…!
「あんた武器マスターでしょ?ハンデくれてもいいよねえ?スティックのみで戦いなさいよ!勿論2VS1なんて卑怯だからあの男も天地で幻魔呼ぶのもなしよ!」
「卑怯って…詐欺師のお前が言うのか…」
「えっ…勝負って…え」
「大丈夫だこのくらいのハンデ気にするな」
キクラゲは条件をのみ戦う事になった
「ったくとんだ小悪魔だ…本物の悪魔を見せてやろう…この悪魔のタクトでな…粛清してやる!」
戦いが始まり…
キクラゲは…
太鼓を叩いていた!
(ははーん。会心まいしんラップで会心率を高めて両手のスティックで通常攻撃ごり押ししようとしてるわね。)
「残念でした!会心ガードで通じませんから!」
会心ガードをすることにより
会心がでてもダメージを半減にする
「ラピッドステッキ…!」
使う事により呪文速度を早める技だ!
相手が着々とキクラゲの戦略を読み
装備等を入れ換えている…
この時、まだ二人は距離を取っており
出方を伺っていた…!
そして武器マスターキクラゲは…
「マジステッキ☆」
武器マスターキクラゲに近付くエルコ…
そしてキクラゲは…
「待っていたぜ…この時を…!」
ロイヤルステップ!
闇耐性と土耐性が下がったエルコ…
あくまのタクト
スティックでなぜか攻撃時に闇属性を有している。
尚且つ攻撃力が属性つきスティックで一番高い
武刃将軍の指輪
行動時にバイシオンを一定の確率で発動させる。
「バイシのないうえに火力のないスティック踊り子でバイキルト状態にするためにあんな無駄行動を…!?」
「踊らされているのはお前の方だったな…!出方を窺うその詐欺師故の疑り深い性格が俺に時間を与えた」
闇属性低下+闇属性スティック+バイキルト+アクセサリーを陽炎の勾玉にかえたためHPダウン
これではどんなに昔の武器でも…
攻撃力の低いスティックでも耐えれない…
つるぎの舞…!
だがエルコは倒れなかった…
ある男に庇われたからだ…
「ぜえぜえ…待ってください…キクラゲさん」
そこには彼女に騙されたあの男が…!
「すみません…やっぱり彼女が傷付くのはみたくないんです。勝負の前に止めようとおもったのですが…」
「未練がましいかもしれないけど。まだ君が好きみたいだ。覚えているかい?この盾」
「君が昔にプレゼントしてくれた唯一の物さ」
「そ、それは…見返りがほしかったから」
「そして最後に渡したい物があるんだ…」
男はそういってエルコの家に向かった。
キクラゲもついていき…
「ローズの花束さ。結婚した日にプレゼントしようと思ってね…君、花束が好きだっただろう?」
ローズの花束
花言葉は永遠の愛。
その後エルコ達がどうなったかはわからない。
キクラゲはエルコ達の家を後にした
武器マスターキクラゲの冒険はまだまだ続く…
次回…!
「ワシはこの武器をずっと作り続けてきた…」
「そんな時代遅れの武器を作っても儲けられませんよ?」
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